副主将とぼく6 「カラオケ」
- 996:イラストに騙された名無しさん[sage]:2007/03/23(金) 23:50:26 ID:1gEa0/TS
- 薄暗い密室の中を小さなミラーボールが照らす。都内某所にあるカラオケ店の一室。
部屋の真ん中にはテーブルがあり、その周りのコの字形に椅子に男女が6人座っている。
皆思い思いに歌を歌い楽しんでいる。
1人は俺。
4人は高校の時の友達。
そして最後の1人は
副主将『なんでもないような事が〜幸せだったと思〜う♪』
虎武竜大熱唱w
- 997:イラストに騙された名無しさん[sage]:2007/03/24(土) 00:10:12 ID:x/Eu0KLq
- どうも、>996です。
ごめん、なんか来ちゃった。
眠いんで明日次スレで。
- 11イラストに騙された名無しさん[sage]:2007/03/24(土) 11:15:20 ID:x/Eu0KLq
- 1乙。
あと久しぶりー。一応前スレの >996 です。
で、昨日の続きなんだけどカラオケに行ったのは一昨日の話で、
何で副主将がいるかっていうと、高校の友達の中に元柔道部員が二人いて、
そのうちの1人が
や ま も と だ か ら。
山本コノヤロウ
そろそろ友達やめたくなってきたな。
で、副主将はというと
副主将『はじめて〜の〜チュウ〜キミとチュウ〜アイウィルギ〜ビンオ〜マイラ〜ブ♪』
虎武竜の後に安心パパってどういう事。
しかも上手い。
- 15イラストに騙された名無しさん[sage]:2007/03/24(土) 12:20:36 ID:x/Eu0KLq
- そんなこんなでカラオケも終わった後に居酒屋に行くわけ。
この時2名が帰り、残ったメンバーが俺と山本と女子1名と副主将。
副主将も山本と一緒に帰ればいいのに。
ま、またここで楽しく呑んだわけです。
山本はベジタリアンでもないのに野菜スティック喰いまくる。
女子はすげぇビール呑んでる。酒豪ってヤツか?
で、副主将は
副主将『ビ〜アンビシャ〜スわ〜がともよ〜ぼうけんしゃよ〜♪』
もうカラオケ終わったよ
- 16イラストに騙された名無しさん[sage]:2007/03/24(土) 13:09:04 ID:x/Eu0KLq
- その後も色々あったんだが、
ごめん、これから歯医者
また夜に来ます。
- 20イラストに騙された名無しさん[sage]:2007/03/24(土) 21:41:13 ID:x/Eu0KLq
- 歯医者行ってきたよ。
ま、続きなんだが…
その後11時ぐらいまで呑んで帰ろうとした。
山本と女子は二人で帰った。
帰る方向が一緒らしい。
もちろん残ったのは俺と副主将。
俺もこの人と帰る方向が一緒だからだ。
別に1人で帰ってもよかったんだが、いかんせんベロンベロンに酔っ払った副主将を置いて行く訳にもいかなかった。
終電で地元の駅まで帰り、酔っ払った副主将を起こす。
かなりフラフラだったがまぁ大丈夫だろうと思い、そこで別れようとして副主将に声を掛けようと振り向いた。
誰もいない。
帰ったのかと思い、俺は前を向き直したその時―――
副主将『スキありっ!』俺『ぐぉっ!?』
尻に鋭い痛み。
振り向くと副主将が両手を組み、忍者が印を組むように人差し指だけ立てていた。
こいつ、カンチョーしやがったな!
- 28:イラストに騙された名無しさん[sage]:2007/03/24(土) 22:17:12 ID:x/Eu0KLq
- 酒のせいかちょっと気が強くなっていた俺は怒鳴る。
副主将ノーダメージ。
あまつさえ
副主将『まぁいいじゃん、付き合い長いし俺とキミとの仲だし。』
は?
まてまてまてまて!
いつそんな仲になった!?
長いっつっても高校ん時に1年とここ最近2、3ヶ月ぐらいだし。
そんな俺に副主将が告げる衝撃の一言。
副主将『ほら、よく昔はキミは兄貴についてきて俺の家に遊び来てたじゃん。』
そんなフラグいらねぇ
- 31:イラストに騙された名無しさん[sage]:2007/03/24(土) 22:41:16 ID:x/Eu0KLq
- 副主将の言葉に困惑しつつ、平静をとりもどそうとした。
その後、人の尻目掛けてもう一発準備してたから取りあえず額にチョップして止めた。
副主将は『大丈夫だから』
と言ってその場を去り、1人で家に帰った。
家に着いた俺はまずトイレに向かい、
吐いた。
それが酒の飲み過ぎか、はたまた別のものか、その時の俺には区別が付かなかった。
取りあえず明日また実家帰るんで、兄貴に話聞いてみるんで
今日はこんな所で。
みんなも副主将には気をつけてね。
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